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衛生環境      - 2013.12.23 Mon

数年前から、海外移住が注目されています。

海外に移住する目的はひとそれぞれ色々あります。

私は1999年にカナダに移住しました。
早いもので15年目になります。

この間、毎年必ず最低2回は日本に出張してきましたので、定点観測のように日本の変遷を見つめてきました。

日本はいつから老後に不安を感じるようになったのでしょうか?
2000年以降、だんだんとそうした風潮が広がっていったように思います。

それに呼応するかのように、


「老後は物価の安い海外で暮らそう!」


というフレーズがメディアを通して見聞されるようになり、その流れはますます強くなっているように思います。



私はカナダに移住して15年です。
仕事上、しょっちゅうアメリカの諸都市にも行きますし、上記のように日本には頻繁に行き来しています。

それなりに海外生活の光と陰を分かっているつもりです。


私の両親は長野県で今も健在です。

もし、私の両親が、、、、、


「年金で安く暮らしたいから、東南アジアの国に移住したい!」

と言ったら、、、、、、


私は猛烈に反対します。
間違いなく反対します。

そして、その理由を延々と語る事でしょう。
それは、両親の夢を破壊してしまうことになるかもしれません。
でも、私は迷わずに反対し、その理由を説明しつづけます。
間違いありません。

有り難いことに、私の両親は長野県で暮らす事に幸せを感じてくれているので、上述のようなことを心配する必要はありませんが。


定年を過ぎるまで、ずっと日本で働き続けて来た人ほど、老後の生活を海外に求める傾向があります。

たしかに、東南アジアは日本よりも諸物価が安い事は事実です。

ですが、、、、、、


物価が安いだけでは、済まされない現実があることから目を背けてはダメだと思うのです。


日本は世界に冠たる「衛生環境」に優れた国です。

つまり、、、

キレイな国なのです。

公衆衛生が行き届き、国民の公衆衛生や衛生環境に対するモラルはとても高いです。


キレイな環境で暮らしている人が、劣悪な環境で暮らすことはできません。
ぜったいに無理です。


東南アジアの物価の安い国で、安い屋台の料理を自慢気に説明する日本人の老夫婦がいます。
そういう光景をテレビを通して皆さんもご覧になったことがあると思います。

「安いでしょ!」
「これでたったの◎◎円!」

ひたすらに安い、美味しい、だけを繰り返しています。

でも、そこに映し出される光景を良く観察してみてください。

老夫婦の首筋にはベッタリとした蒸し暑い汗が光っています。
ということは、屋台で調理する現地の人も同じように汗を光らせているはずです。

満足な厨房設備や空調設備などあるわけなく、頭の上にはたくさんのハエが飛び交っています。
テーブルの下には、先客が落としていったであろう残飯が転がっているかもしれません。

こうした衛生環境の中で平気でいられる人は相当にタフな人です。
また、若いときはそうした環境に順応できますが、、、、、

しかし、一定の年齢を過ぎた大人には、、、、、、、、

残念ながら順応できないという現実があります。


短期の観光旅行なら、それも刺激として楽しめます。

しかし、それが毎日の日常となるであろう海外生活となると、、、、、、、、

衛生環境に優れた日本で普通に暮らしている高齢者には耐えられるはずがないと思います。


ご主人は耐えられるかもしれません。
しかし、奥様はどうでしょうか?


私は学生時代ずっと野球をやっていました。

高校は甲子園常連高校でしたから、高校3年間は寮生活を送っていました。
大学は体育大学で、ここでも野球部の寮で4年間暮らしていました。

運動部の寮で7年間生活していました。
そこにはプライベートもなく、生活環境としては決して穏やかな所ではありませんでした。

私はこうした環境で慣れてきましたから、ある程度の環境の中でも暮らしていけるという自負がありました。

しかし、、、、、、、、、、
それは若いときの話です。

一定の年齢になると、、、、、
そんな私ですら無理です。
お手上げです。

衛生環境が保たれていない所で暮らし続けるということは、年齢が上がれば上がるほど精神的に辛くなることは間違いありません。


ただし、一番の問題は、こうした本音の事実を誰も語ろうとしないということです。
メディアも伝えようとしません。

「海外で年金だけで安く暮らす」

こうしたフレーズの裏に潜むリスクを慎重に見極める必要があると思います。

そのリスクの一つが 「衛生環境」 の脆弱さです。


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作者紹介

 滝澤 修

Author: 滝澤 修
長野県千曲市出身
1999年にカナダに移住
バンクーバーとケロウナに両在住

初めてケロウナを訪れたのは
1991年6月のことでした。
そのとき、ケロウナのゴルフ環境
に魅了された私は、1999年から
ケロウナに移住し、ケロウナでゴル
フにどっぷり浸かる生活をスタート
しました。
カナダで一番恵まれたゴルフ天国の
町がケロウナです。ケロウナのゴル
フ環境を知り尽くしている私が、
日本から来られるゴルファーの方々
を直接ご案内しております。


滝澤の簡単自己紹介
長野で生まれ育ち、家業の廃業が人生の転機になった。1999年カナダBC州ケロウナに移住する。
起業してカナダ産ワインの輸出ビジネスを開始し日本にカナダのワインを広げる活動を行う。
2009年からケロウナとバンクーバーの二拠点生活をスタートする。夏はケロウナ、冬はバンクーバーが基本となる。
ゴルフを通して健康作り、コミュニケーション能力を養うプランを日本人向けにプランしてケロウナで実施する。
もっと多くの人に出逢い、刺激しあい、信頼しあえる関係を育める人生になるよう今もなお模索しながら実践中です。
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