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内外価格差     - 2013.12.22 Sun

「外国は安いよねえ!」
「日本は高いよねえ!」

このように今でも信じてる日本人が多いのですが、果たしてそうでしょうか?

その国の物価の差異を示すものが「内外価格差」です。

これは為替レートによって左右されます。

たとえば、1ドル=100円だとします。

日本で200円のマクドナルドのハンバーガーが、アメリカでは150円だった場合、同じモノが日本よりもアメリカのほうが安いということになります。

円高のときはこれがさらに顕著に現れます。

いつのころからか、私たち日本人は 「日本よりも海外のほうが物価が安い」 と思い込んでいます。
確かにそうした時代もありました。

しかし、今は違います。

内外価格差で示した場合、日本よりも海外のほうが全般的に安かった時代というのはいつのことでしょうか?

1989年から2007年くらいまでのことです。
1990年代というのは為替相場は円高でしたから、さらに為替差益を享受できたこともあります。

もうひとつの原因は、資源が安値で安定していたという事実があります。
原油や天然ガスなどのエネルギー資源や、食料資源が極めて安価で安定していました。

この潮目が変わったのが、2007年です。

記憶に残っていると思いますが、アメリカで当時のブッシュ政権がトウモロコシ等の穀物からエタノールを精製しはじめたのです。
これにより穀物相場は世界的に価格が上昇しました。

世界人口の著しい増加がこれに拍車をかけました。
国連の予想を遥かに上回るペースで人口が増え続けた結果、地球規模で観た場合、すでに食料不足がはじまりつつあります。
当然、食料価格は上昇します。


こうした影響を受け、先進各国はインフレに突入しました。

私がカナダでその変遷を感じ始めたのが2007年でした。

それ以前は、カナダの物価はとても安く、たしかに日本よりも物価は安かったのですが・・・


今のカナダの物価は本当に高くなりました。

ひとつひとつを挙げればきりがありませんが、基本生活にかかるコストは、、、、

10年前に比べると、

2倍以上に跳ね上がった、というのが実感です。

この流れは東南アジア各国にも押し寄せています。

たとえば日本人の退職後の移住先として人気のあるマレーシアはどうでしょうか?
私は以前、日本人のロングステイに関わる調査を依頼されたことがありました。
2001年のことでした。

それが縁となり、2001〜2008年まで、「海外ロングステイ」の関連業務に携わっていたことがあります。

2001年当時、マレーシアは日本の物価の 12分の1 だと言われていました。
しばらくすると、10分の1 になりました。

3年前には、6分の1 だと言われるようになり、
それが今では 3分の1 だと言われています。

それでも、、、、

「マレーシアの物価は安い!安い!」

と多くのメディアが報じています。

でも、よく考えてみてください。
確かにマレーシアの物価は、まだ日本より安いです。

しかし、、、

確実に高くなっているじゃないですか。
つまり、インフレが進行しているということです。
ここを見逃してはダメです。

やがて、2分の1 になるだろうな、という想定が立つわけです。
あるいは、やがて物価レベルが同じになるぞ!という覚悟を持っていた方がいいかもしれません。

東南アジア等の国々は慢性的なエネルギー不足なのです。
自国で産出できる石油や天然ガスがあったとしても、それらの権益は欧米の企業が牛耳っています。

エネルギー政策においては、非常に不安定で脆弱な体質なのです。
だから物価はインフレへと進行するのです。




もはや、日本よりも海外のほうが物価が安いと思わないことです。


欧米先進国だけで見た場合、外食のコストや、衣料品のコストは、間違いなく日本が一番安いです。


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作者紹介

 滝澤 修

Author: 滝澤 修
長野県千曲市出身
1999年にカナダに移住
バンクーバーとケロウナに両在住

初めてケロウナを訪れたのは
1991年6月のことでした。
そのとき、ケロウナのゴルフ環境
に魅了された私は、1999年から
ケロウナに移住し、ケロウナでゴル
フにどっぷり浸かる生活をスタート
しました。
カナダで一番恵まれたゴルフ天国の
町がケロウナです。ケロウナのゴル
フ環境を知り尽くしている私が、
日本から来られるゴルファーの方々
を直接ご案内しております。


滝澤の簡単自己紹介
長野で生まれ育ち、家業の廃業が人生の転機になった。1999年カナダBC州ケロウナに移住する。
起業してカナダ産ワインの輸出ビジネスを開始し日本にカナダのワインを広げる活動を行う。
2009年からケロウナとバンクーバーの二拠点生活をスタートする。夏はケロウナ、冬はバンクーバーが基本となる。
ゴルフを通して健康作り、コミュニケーション能力を養うプランを日本人向けにプランしてケロウナで実施する。
もっと多くの人に出逢い、刺激しあい、信頼しあえる関係を育める人生になるよう今もなお模索しながら実践中です。
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