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再び日本へ     - 2013.12.19 Thu

海外には多くの日本人が住んでいます。

「海外移住者」 です。

私もその一人です。
1999年3月にカナダに移住しました。

カナダ在住は15年になります。


「カナダに移住した! やったー!」

何の疑いもなくカナダに移住した事で満足感を味わえていたのは、3年目くらいまででした。

朝、目が覚めたとき、

「ここはカナダなんだ。そうだ、カナダに移住したんだ!」

それだけで1日の始まりに幸福感を得られていた時期は、3年目くらいまでだったと思います。


やがて、理解不能な話を耳にするようになりました。


「Gさんご夫妻がカナダから日本に引き上げるそうだ」
「Rさんご家族がカナダから日本に引き上げるそうだ」

このような話でした。

そうした方々には共通点がありました。

(1)カナダの永住ビザの保有者
(2)カナダで10年以上暮らしている
(3)60歳以上の年齢


私は当初、そうした判断をされる日本人在住者の心理が理解できませんでした。


なんでわざわざ日本に戻るのか? 理解できない。
せっかくカナダの永住ビザがあるのにもったいない。


そして、「自分はぜったいにそういうことは考えない」 と。

つまり、私は一生カナダで暮らしていく事を前提にし、それを全く疑っていませんでした。
カナダ移住後の1〜3年間は特にそうでした。

ところが、カナダ在住年数が長くなると、カナダに住んでいる事がもはや当たり前の日常であり、さして感動的なものでも新鮮なものでもなくなってきました。

毎日のことですから、慣れていくとともにそれが当たり前に感じるのです。


私の心境に変化が生じたのは、40歳を過ぎたころでした。

「あれ? ひょっとしたら自分も日本にいつか引き上げるのだろうか?」 と。

45歳を過ぎたころ、そうした気持ちの変化を受け入れざるを得なくなりました。


「Mさんご夫妻が日本に引きあげるらしい」

最近、そうした話を耳にすると、

「なるほど、、、、 そうだろうなあ、、、」 とその気持ち、判断を理解できるようになりました。


極め付けは、今年の夏の出来事でした。
私たちがカナダに移住した当初から、おつきあいをさせて頂いていた日本人のご夫妻がいます。
東北のご出身のその日本人ご夫妻は、カナダ在住歴が20年を超え、あと数年で60歳を迎えられます。

久しぶりにお会いした今年の夏、そのご夫妻と私の間で以下のような会話が交わされました。

夫妻 「実は来年の春、Y県に引きあげることにしたんだよ」
滝澤 「エッ? 引き上げるって、完全にですか?」
夫妻 「そうなんだよね。カナダに20年も住んだけれど、もうそろそろ良いかな?って」
滝澤 「そうですか・・・」

私にはとてもショッキングな話でした。

カナダの現地コミュニティにしっかりと馴染んで、安定した暮らしを作り上げてこられたご夫妻のこの判断です。
おつきあいが深かっただけに、その説得力には強いものがありました。

そして、私自身もいつの日かそういう判断をする日が来るのだろうな、と思っています。


日本ではほとんど知られることがありませんが、海外に移住して外国で暮らしている日本人の多くは、実はある一定の年齢に達するころになると、一様に日本に引き上げているという現実があります。

そのタイミングや年齢には個人差がありますが、

どうやら、60〜70歳の間にその実行をされる人が多いようです。
ということは、60歳に達するまでに、一定の判断をされ準備を開始されるのでしょう。

きっと私もそうなります。
それを今から覚悟しつつ、楽しみにもしています。

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作者紹介

 滝澤 修

Author: 滝澤 修
長野県千曲市出身
1999年にカナダに移住
バンクーバーとケロウナに両在住

初めてケロウナを訪れたのは
1991年6月のことでした。
そのとき、ケロウナのゴルフ環境
に魅了された私は、1999年から
ケロウナに移住し、ケロウナでゴル
フにどっぷり浸かる生活をスタート
しました。
カナダで一番恵まれたゴルフ天国の
町がケロウナです。ケロウナのゴル
フ環境を知り尽くしている私が、
日本から来られるゴルファーの方々
を直接ご案内しております。


滝澤の簡単自己紹介
長野で生まれ育ち、家業の廃業が人生の転機になった。1999年カナダBC州ケロウナに移住する。
起業してカナダ産ワインの輸出ビジネスを開始し日本にカナダのワインを広げる活動を行う。
2009年からケロウナとバンクーバーの二拠点生活をスタートする。夏はケロウナ、冬はバンクーバーが基本となる。
ゴルフを通して健康作り、コミュニケーション能力を養うプランを日本人向けにプランしてケロウナで実施する。
もっと多くの人に出逢い、刺激しあい、信頼しあえる関係を育める人生になるよう今もなお模索しながら実践中です。
滝澤のプロフィール

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