日本脱出  〜 カナダ・バンクーバー 〜
日本を脱出してカナダへ移住。憧れだけじゃ実現しない。政治、経済、金融etc 世界の大きな変化を読み取ろう!
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まつもとやしろ

Author:まつもとやしろ
1999年日本を脱出
バンクーバー在住

カナダと日本を行き来する商人



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日本で感じたこと その3
11月28日に日本に到着し、29日の午後から新橋に入り浸っていた。
この日は重要な仕事の案件があったのだった。

第一ホテル東京 午後4時

メインフロアのラウンジで、約3時間のミーティングだった。

実は、この案件が黒になるか?白になるか?
で、今後の私の人生は大きく変るといって良いほど、
ホントにホントに重要な案件だった。

クライアントには、予めメールで、

もし、YES の回答をもらえたら、
私の人生は様変わりするのです!

もし、NO の回答だったら、
その瞬間から、私は寝たきりになってしまい、
仕事をする気力を失うでしょう!


と伝えていた。

私が考えた案件の内容なら、どう転んでもNOと言うはずがない!
と自信満々だったのだが、果たしてそれは保証の無いのが世の常だ。

自信があるだけに、NOと言われたときのショックは大きい。

一応、NOと言われた時のことを、私は想定し、その手立てを打っていた。

NOと言われたら、おそらく私はその場から動けなくなるに違いない。
コーヒーカップは既に空だろうし、とっとと退席したいのだが、足腰に力が入らないはずだ。


それを想定して、私は助っ人を忍ばせていた。
有り難いことに、こんな私を慕って、自発的に 日本の秘書役 を務めてくれている男性がいる。
彼は、競争の激しいIT業界で勝ちあがっているプログラマーだ。
今はかなり出世して、若手の育成、管理、指導をしている。

その彼を、別の場所で待機させていた
第一ホテル東京から徒歩ですぐのカフェで、きっと彼は6時前からスタンバイしていたと思う。

もし、クライアントがNOと言って、その場を立ち去ったら、
私は彼の携帯に電話をして、

「要救助者 ここにあり・・・です・・・」

と連絡をし、彼が大急ぎで私を介助するのだった。
そして、そのままいつもの新橋の裏路地に向かい、
いつもの焼き鳥屋で、涙酒の雨・・・ こういうストーリーを描いていた。

一方、クライアントがYESと言ってくれた場合は、
クライアントと私と、その秘書の彼を伴って、
祝い酒の嵐・・・ 
こういうストーリーになるのだった。

共通しているのは、涙酒も祝い酒も、
どちらの場合であっても、場所は裏路地なのである。


さて・・・・・・ 結果はどうなったのか???


ミーティングが始って、わずか15分くらいだっただろうか?
「こちらでお願いします!」

クライアントからの力強い返答がすぐに返ってきた。
拍子抜けするくらい、あっという間の出来事だった。

私の人生が大きく変った瞬間だった・・・・
感無量である。


それから、クライアントと話に花が咲きすぎて、
忍ばせていた秘書のことを忘れかけていた。

「しまった! もうこんな時間か!」

私は慌てて彼に電話をした。
私の声のトーンで、鋭い彼は、要救助者はいないのだ、と悟ったようだった。

私はクライアントを連れて、新橋駅前のSLの前に向かった。
そこで秘書と合流し、クライアント夫妻に紹介した。

そして私たち4人は、そのまま新橋の裏路地に向かった。

うれしい、うれしい祝い酒である!

が、数日前から風邪気味だった私は喉が痛くてたまらなかった。
熱は無いし、だるくもない。
ただ、喉が本調子でないところにきて、喋り続けなければならないから
大変だったのだ。

それじゃ、喋らなければいいじゃないか!
と思われるかもしれないが、
人生が大きく変った瞬間である!

喋るな!という方が無理な話なのだ。


10月29日 新橋の夜


私にとって、一生涯、忘れることのできない日となった。


10月29日 新橋の夜
10月29日 新橋の夜
10月29日 新橋の夜


3回書けば完璧に覚えた!

なんか、唄の題名になりそうだ。

よし! このタイトルで唄を作ってみよう!



テーマ:ひとりごと - ジャンル:その他


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