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2014-12

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東京駅の騒動    - 2014.12.30 Tue


先日、東京駅開業100周年記念のスイカ発売を巡って、凄まじい混乱が起こりました。

連日の報道でその様子がテレビを通して映し出されました。


確かに、東京駅側のオペレーションに問題があったことは否めません。

マスコミはこぞって、東京駅の対応を非難していました。


しかし、、、、

どうにも違和感を感じずにはいられませんでした。


あの騒動は、まさに一種の「集団ヒステリー」そのものです。


駅員に聞くに堪えない罵倒を浴びせる群衆。

文句のひとつでも言わなければ気が済まないという心理状態に多くの人が陥り、

「ここまで来た交通費を返せ!」
「精神的ダメージをお金で保証しろ!」
「訴えるぞ!」

そうした群衆の姿は、まるで中国人の暴動かのようにすら感じたというのは大げさな表現ではないと思います。


昨今、日本人の「民度の高さ」が取り上げられます。

おもてなし に代表されるように、日本人は奥ゆかしく、理性のある国民のはずです。


日本人は皆、そうしたことを誇りに思っているはずです。


それなのに、、、、

あの東京駅の騒動は何なのでしょうか?


誤解を恐れずに言えば、、、

「たかだか記念のスイカじゃないですか」

ということです。

記念発売品かもしれませんが、しょせんは単なる電子マネーカードです。


東京駅を擁護するわけではありませんが、しかし、あの群衆の騒ぎは異常です。


海外で報道されているという様子は目にしませんが、もし、あの様子を海外の人たちが観たらどう思うでしょうか。

とても恥ずかしくて、「日本人は民度が高いです」などとは言えなくなります。


東京駅に対して言いたいことがある人もいるでしょう。
苦情を申し出たい人もいるでしょう。

しかし、群集心理に流されてしまっては、冷静で知性ある日本人というイメージではなくなってしまいます。


今年の日本の風景の中で、もっとも情けなく恥ずかしい光景が、あの東京駅の騒動だったと私は感じています。



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超地産地消     - 2014.12.26 Fri

カナダワインの大きな特徴を今回はご説明致します。
これを理解して頂ければ、日本でカナダのワインを広げることの大きなヒントになるはずだと思うからです。

キーワードは、、、、 

「超・地産地消」 です。

ワインに限らず、どんな製品であっても、

・国内で売れるなら海外に輸出はしない
・国内で売れ残るから海外に輸出をする

これが製造と販売のバランスになっています。

例えば日本の基幹産業の自動車を考えてみます。
自動車メーカーは日本国内の需要を満たす以上の生産能力があるので、海外に自動車を輸出できます。
極端な話ですが、日本の自動車が一番高く売れる場所が日本国内であり、なおかつ生産能力が日本で売る量で精一杯、ということならば、海外に輸出する必要がないわけです。

また、昨今、日本の農産物を海外に輸出する事例がありますが、それらはすでに日本国内では消費しきれなくなっているため、売り先として海外市場を考えるという自然な流れになるわけです。

さてカナダのワインはどうでしょうか?
カナダの総人口は日本の役3分の1ですが、一人当たりの年間ワイン消費量は日本人の3倍以上だという試算があります。
つまり、カナダはワインの消費大国なのです。

ところが、カナダで作られるワインは、カナダで消費されるワインの40%しか満たせていません。
つまり、「ぜんぜん足らない」のです。

それでは、大量生産すれば良いじゃないか!
という声が出そうですが、ワイナリーは大量生産を好みません。

この感覚がいかにも欧米人的なのですが、常に需給バランスを気にしているわけです。
大量生産した結果、在庫が有り余ってしまうと、ビジネスとして成り立たなくなるという計算を上手にしているのです。

カナダのワイナリーが求めていることは何か?

1)その年に作ったワインが翌年に完売すること
2)地元に愛されること
3)地元で完全に売り切ってしまうこと

なのです。

これが、日本でも言われている「地産地消」というモデルです。

例えばBC州オカナガン地方で作られるワインは、基本的にオカナガン地方だけで売れてしまいます。
残りは、バンクーバーなどのBC州内のホテルやレストランで使用されます。
この2つによって、ほとんど売り切れてしまうので、わざわざ海外に輸出する必要がないのです。

この反対に位置するワイン生産国の場合、自国内で消費しきれないほどのワインを大量生産しそれを海外に輸出します。
日本にもたくさん入ってきますから、身近に海外から輸入されたワインを目にすることが多くなるのです。

安全で美味しいワインを作ろうと思えば、それこそ手塩にかけて大切にブドウを育てなければなりません。
しかし、時間や手間がかかるため大量生産ができません。
カナダのワインは完全にこのパターンなのです。

私は様々なワイナリーとつき合ってきましたが、彼らはとにかく「安全なワイン」を作ることに心血を注いでいます。
ケロウナは病害虫が発生しないので、ブドウに殺虫剤や農薬を散布しません。
従って、出来上がるワインは無農薬ワインになります。

地元のカナダ人は、これを知っているので、美味しく安全な地元のワインを購入します。
その結果、地元の消費だけで完売してしまうというのが、カナダワインの大きな特徴なのです。

普通ならば、日本に輸出する必要が無いカナダのワインですが、私たちはそれを日本に輸入して日本で販売しています。

「カナダにワインなんかあるの?」
「カナダのワインって美味しいの?」
「カナダのワインなんて知らない」

という日本の消費者が圧倒的に多い中で、カナダのワインの魅力を最大限お伝えするとするならば、

「超地産地消のカナダのワイン」
「日本はおろか海外に輸出されないカナダのワイン」

という意味をご理解いただければ、興味を持って頂ける方が増えてくると思うのです



遠いワインの仕事  - 2014.12.21 Sun

今回は私の独り言、、、めいたお話をお伝えします。



私は1999年にカナダに移住しました。
移住した町は、BC州のケロウナという町でした。


「カナダに移住して起業するぞ!」


という勢いだけで移住したものの、現実は甘くなくて、いったい何を仕事にしていいのやら?
考えても考えても答えは見つからないまま半年が過ぎしました。


人生を変える出逢いというものがあるんだ、、、と痛烈に感じたのが「アイスワイン」でした。



移住したケロウナはカナダを代表するワインの産地で、友人に連れられて訪れたワイナリーで私は初めてアイスワインを飲みました。
忘れもしません。1999年11月のことです。



ワイナリーのオーナーは、

「君にやる気があるのなら、うちのワインを日本に輸出して売ってくれないか?」

と私に言ってきました。


これが私がカナダ産ワインの仕事を立ち上げたキッカケでした。




でも、現実は甘くありませんでした。

「カナダのワインなんて日本で売れない」

「ぜったい無理!」

「日本人は知らない国のワインは買わない」


周りの人たちの目はとても冷ややかで、ずいぶんと馬鹿にされました。


ですが、私は2000年の春に最初の出荷を日本に向けて輸出しました。
そして、ネット中心に日本で個人のお客さん相手に販売活動をスタートしました。



あれから16年になります。

なんで、ここまでカナダのワインの仕事をやってきたのか?と言えば、私自身がカナダに移住してワイン産地の町に移住したことと、
日本人であるならば、カナダと日本の架け橋のような立場になりたいという思いがあったからです。



それと、地元のカナダの人たちから、

「あの日本人(私のこと)が来てくれて良かったよねえ」

と思って欲しかった、ということに尽きると思います。



私なんか、カナダでは外国から来た異邦人ですから、いくら人種差別が無いカナダだとは言っても、やっぱりカナダの人たちから本当の意味で認められ、受け入れてもらわなければ、何のためにカナダに移住したのか?その意味が無くなります。


そんな思いでずっとこのワインの仕事をやってきました。




先月、東京でカナダのワインに関する会議がありました。
出席したのは、在日の複数のカナダ政府機関の関係者たちです。


カナダのワインは、未だに日本では無名ですし、ほとんど一般の流通に乗っていません。
そうした状況から、日本市場でカナダのワインの認知向上、販売増加に繋げることについての打合せでした。


民間人で出席したのは私だけでした。あとは全てカナダ政府の関係者たちでした。


ここでも、私はコテンパンに嘲笑されました。


彼らは自国(カナダ)のワインが日本で知られていない現状に対して、ほとんど諦め顔なんです。


それは、たくさん売るためには大量生産しなければならないという前提で頭ガチガチなんです。
でも、カナダのワインは生産量が少ないので、そもそも大量販売ができません。
だから、彼らは諦め顔になっているんです。

生産量が少ないのには明確な理由があります。


カナダのワインは、完全に出来上がった地産地消なのです。

これは「超・地産地消」と言えるレベルで、それは見事なものです。


オカナガン地方は準砂漠気候なので、ブドウに付く病害虫が発生しないので、殺虫剤や農薬を使いません。
ワイナリーが目指しているのは、大量生産、大量販売ではなくて、安全で美味しいワイン造りなのです。


無理して大量生産するとワインの品質が落ちます。

大量生産した結果、地元だけでは売れ残るから海外に輸出しようとします。

フランスやイタリア、チリ、オーストラリア、南アフリカ等のワインは、生産過剰に陥っているため、余ったワインを日本に売りつけているようなものです。


これに対して、カナダは年間の国内ワイン消費量に対して、カナダ国内で造れるワインの量は40%でしかありません。
つまり、普通にしていればカナダ国内だけで売り切れてしまうということです。


ワイナリーは、面倒な輸出手続きをしてまで海外に輸出しようとはしません。
ワイナリーにとっては、完全な地産地消を求めていますから、カナダの良質なワインが国外に出るということは無いのです。


ただ、これを私は逆手に取るべきだ、と在日カナダ政府関係者に説明しました。


大量生産、大量販売することだけが全てではないはずで、今の賢い日本の消費者は、目先の安さや物量、マスメディアが流すことによる知名度だけで購買意欲を起こすほど単純ではありませんよ!と。

でも、聞き入れてもらえませんでした。

この会議が始まる直前まで、私はカナダ政府機関が何らかのバックアップをしてくれると期待していたのですが、とても無理な相談だったと悟りました。



日本市場において、カナダワインの認知向上や少しでも販売を増やすために、まだまだ先の長い長い道のりを歩くことになりそうです。


途中で挫折する気は全くありませんが、しかし、現実問題として私一人では無力過ぎますから、カナダワインが少しでも日本市場で広がることについて、一緒に頑張って下さる方がいらっしゃれば、是非、お互いに協力できればと思っています。
興味のある方は、遠慮なくご一報ください。



(これからも頑張ってカナダワインを日本で販売していきます!)

【わいん@カナダ】     http://shop-canada.com/

【わいん@カナダ】楽天市場 http://www.rakuten.co.jp/wine-canada/





東京でワイン会   - 2014.12.05 Fri

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私は春〜秋の間は、バンクーバーとケロウナを行き来していますが、冬の間はずっとバンクーバーにいます。

ケロウナとバンクーバーを車で移動する場合、途中に標高が高い峠が2カ所あります。
夏は快適で楽しいドライブなのですが、冬は、、、、、、

長野県生まれで長野育ちの私は、雪道の運転は慣れていますし得意なのですが、さすがにこの2つの峠の冬の走行はかなり危険です。

したがって、冬の間はケロウナには行かず、ずっとバンクーバーにいるのですが、これにはとても都合の良い理由もあるのです。


私は定期的に日本に出張します。
考えるまでもなく、

・夏の酷暑の日本には行かない。そのときはカナダに居た方が良い。
・冬のカナダを脱出することはハッピーなこと。

なのです。

従って、毎年11月は必ず日本に行きます。
今年も予定通り11月に日本に出張しました。
いつも2週間ちょっとです。



今回は、オカナガン産ワインのイベントを企画し実施しました。


11月19日に東京・神保町の学士会館のレストラン「ラタン」さんにて、カナダワインのテイスティング会を行いました。

テレビドラマ「半沢直樹」のロケで使われたそうで、歴史を感じさせる重厚感のある建物です。


いつも、私共わいん@カナダをご利用頂いております方が、この企画を実施してくださいました。本当に有り難いことです。
もちろん私も参加させていただきました。

この日、ご用意したワインは、サマーヒルの3種類(スパークリング、白ワイン、アイスワイン)のワインでした。

お料理もすごい内容で感動的でした。
総勢30名弱の方々にお集り頂き、本来の目的である交流会となりまして、彩りを添えるために私共のカナダ産ワインがお役に立てた事を大変嬉しく思います。

参加してくださいました皆様にはこの場を借りてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

私たちは、こうした企画をこれからも積極的に実施して行きたいと思っております。
と言いますのは、こうしたワインのテイスティング会を実施することは、事前の準備に労力が掛かるのですけれども、しかし、集まって下さった皆さんは、とても喜んで下さるということが強く実感できたからです。


カナダ産ワインは、まだまだ日本では知られていません。
こんなに安全で美味しいワインが、今もって日本で知られていないのです。

理由は簡単で、生産量が少ないので、外国に輸出するほどの数が無いためです。

私は2000年春から、当地オカナガン地方のワインを日本に輸出し、日本での販売を続けておりますが、今まではこうしたイベントを行ってきませんでした。
もっとたくさんの方々に、この美味しさを味わって頂くために、このようなイベントを積極的に展開したいなと思っています。


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作者紹介

 滝澤 修

Author: 滝澤 修
長野県千曲市出身
1999年にカナダに移住
バンクーバーとケロウナに両在住

初めてケロウナを訪れたのは
1991年6月のことでした。
そのとき、ケロウナのゴルフ環境
に魅了された私は、1999年から
ケロウナに移住し、ケロウナでゴル
フにどっぷり浸かる生活をスタート
しました。
カナダで一番恵まれたゴルフ天国の
町がケロウナです。ケロウナのゴル
フ環境を知り尽くしている私が、
日本から来られるゴルファーの方々
を直接ご案内しております。


滝澤の簡単自己紹介
長野で生まれ育ち、家業の廃業が人生の転機になった。1999年カナダBC州ケロウナに移住する。
起業してカナダ産ワインの輸出ビジネスを開始し日本にカナダのワインを広げる活動を行う。
2009年からケロウナとバンクーバーの二拠点生活をスタートする。夏はケロウナ、冬はバンクーバーが基本となる。
ゴルフを通して健康作り、コミュニケーション能力を養うプランを日本人向けにプランしてケロウナで実施する。
もっと多くの人に出逢い、刺激しあい、信頼しあえる関係を育める人生になるよう今もなお模索しながら実践中です。
滝澤のプロフィール

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ケロウナでの GOLF    (33)
ケロウナを楽しんだお客様 (17)
ケロウナに来てみませんか (35)
ケロウナの隠れた魅力   (42)
私のカナダ移住とは?   (18)
カナダ産ワイン      (46)
海外移住は正解なのか?  (95)
少しのコツ        (40)
愛犬物語         (75)

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