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2011-02

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ありがとう!ケンケン  (ケンケンと斑尾高原へ) - 2011.02.28 Mon

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この写真は: 1998年7月に斑尾高原で撮影しました。
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仔犬だったケンケンが我が家に来て、1年も経たないうちに、
すっかり体が大きくなるまで、あっという間でした。

今、思い出しても、仔犬だった頃の記憶はしっかり残っているのですが、
その間はわずかだったように思います。

この写真は1998年7月ですから、ケンケンが1歳半を過ぎたところです。
もう仔犬という感じは残っていません。


長野県の北部、新潟県との県境に斑尾高原というスキー場があります。
このスキー場には数々の思い出があります。

高校3年の冬、3学期の間、ずっとこのスキー場のホテルに住み込みでアルバイトをしていました。
スキーは毎日滑り放題で、ホテルの仕事をしていた楽しい日々でした。
その後、大学1年、2年、3年の冬も、このホテルで住み込みのアルバイトをしていました。

その後、私が家業の仕事をするようになり、スキー場の売店向けの商品を
このスキー場に販売するようになってから、週に1回は必ず斑尾高原に営業に行っていました。

1998年の春、家業が廃業したため、私は無職同然となり、
海外移住の準備を進めていました。
まだ、はっきりと移住が決まったわけではなかったので、先行きに希望を抱きながらも、
しかし、現実問題としての不安もたくさん抱えていたと思います。

そんな心境のとき、ケンケンを連れて夏の斑尾高原に行ったときの写真です。
写真の後ろに映っている建物は、斑尾高原ホテルの一部で、レストランです。

高校3年の冬、私はこのレストランで毎日働いていました。
今にして思えば、スキーブーム真っ盛りのころでしたし、
時代は1986年の冬でしたから、バブル景気に向かってまっしぐら、というときでした。

何もかもが華やかで明るい時代でした。

それから、12年後の1998年に、ケンケンを連れて斑尾高原に行ったときには、
すでにスキーブームも終わり、バブルも終わり、平成不況の真っ只中でしたから、
一昔前の華やかさはすっかり影を潜め、うら寂しさが漂っていました。

斑尾高原スキー場は、私にとって高校3年からの思い出が数々ある場所です。

そんなことを考えながら、ふと思い出しました・・・

「最期に斑尾高原に行ったのはいつだったんだろう・・・?」

あれ・・・・?
いつ・・・・?

カナダに移住してからは、一度も行っていません。
ということは、この写真を撮影したとき、つまり1998年7月が最後だったんかなあ・・・

ケンケンと一緒にいった、あの時が最後だったのだろうと思います。

13年前ですか・・・

次回、日本に行ったら、斑尾高原を訪ねてみようと思います。



ケンケンは、本当に多くの方々から愛されてきました。
私と妻は、そのことを大変嬉しく思うと共に、
ケンケンを可愛がって下さった方々や、
ホームページを通して興味を抱いて下さった方々に、
今までのケンケンを、もっともっと知っていただきたく、
2011年1月8日から、ケンケンの写真を織り交ぜてお伝えしてまいります。



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ありがとう!ケンケン  (ケンケンがいつも見上げていた表情) - 2011.02.27 Sun

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この写真は: 2006年9月に撮影しました。
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ケンケンと散歩の散歩のパターンは、大きく分けて2種類ありました。
ひとつは、オシッコやウンコの用を済ませるための散歩です。
この散歩の場合は、一番身近な距離で済ませることが多くて、
特に冬の間は、短い散歩だけになってしまうことが多かったのです。

もう一つは、かなり長い時間をかける場合です。
春と夏、そして秋という良い季節には、できるだけ長い時間をかけて
ケンケンを野外に連れ出すようにしていました。

でも、ずっと散歩し続けているわけではありません。
時には、行き着けのカフェでのんびりコーヒーを飲みながら・・・っていうこともあります。
また、カフェの無いエリアの場合は、水筒にコーヒーを入れて、お気に入りの公園の
ベンチでケンケンと一緒に過ごすこともあります。

長い時間の散歩のときは、ケンケンのおやつを持参していきました。
犬用のクッキーです。
ケンケンは、これが大好物で、食べたくて食べたくてウズウズしているんです。

だから、一目散に私たちが座るであろう公園のベンチや、行きつけのカフェに向かって
すごい勢いでグイグイって引っ張っていくんです。

「もう・・・ 仕方ないなあ・・・」

って思いながら、ケンケンのお目当ての場所に到着して、
私たちがベンチに座ると、この写真のような表情で下から真っ直ぐと見上げてくるんです。

「早く! ちょうだいよ!」

と言っているんです。
ビスケットを取り出すと、後ろ足だけで立ったまま、素早く口にくわえて、
ガブガブガブっと、あっという間に食べちゃうんですよね。

ケンケン用の水も持参していまして、ケンケン専用のカップに水を入れてあげると、
美味しそうに、お水を飲みます。

春から秋の季節は、けっこうこんな調子で長い時間の散歩を楽しんでいました。

そして、いつも決まったように決まった場所で、こうやって私たちを見上げていたんです。
そのせがむ表情に、いつも根負けして、ついつい多めにビスケットを上げてしまいましたけど。




ケンケンは、本当に多くの方々から愛されてきました。
私と妻は、そのことを大変嬉しく思うと共に、
ケンケンを可愛がって下さった方々や、
ホームページを通して興味を抱いて下さった方々に、
今までのケンケンを、もっともっと知っていただきたく、
2011年1月8日から、ケンケンの写真を織り交ぜてお伝えしてまいります。


ありがとう!ケンケン  (ケンケンとオゴポゴ) - 2011.02.26 Sat

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この写真は: 2001年10月に撮影しました。
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この写真を見て、「あっ!」と思う方は、
ケロウナという町を知っている方ですね。

私たちとケンケンは、1999年3月にカナダに移住しました。
住み着いた町は、ケロウナという町でした。
日本では無名のケロウナですが、カナダでは人気のリゾートシティとして有名です。

2009年7月まで、約10年4ヶ月ほど、私たちはケロウナに住んでいました。

ケロウナは、オカナガン湖という美しくて大きな湖があります。
ケロウナの町は、オカナガン湖の湖畔に広がっている美しい町です。

このオカナガン湖には、伝説の湖獣が生息しているといわれ、
日本のテレビ局が過去に何度も撮影にやってきました。

その湖獣は、オゴポゴ といいます。
ケロウナのマスコット的なシンボルとして、広く市民に愛されています。

ケロウナのダウンタウンの湖沿いに、オゴポゴをイメージしたモニュメントがあります。
観光客は、必ずここで写真を撮ります。

ということで、ケンケンもオゴポゴと一緒に撮影しました。
このころのケンケンは若かったので、良い写真のアングルになかなか納まってくれません。

仕方なく、ケンケンを繋いでいたリーシュを、オゴポゴの耳に掛けて、
ケンケンがオゴポゴの横から動けないようにして、そしてシャッターを押しました。

このときのケンケンは、

「・・・まったく、仕方ないなあ。早く撮ってちょうだいよ!」

って、そんな感じだったんでしょうね。

2001年の秋晴れが広がるケロウナでのワンショットです。




ケンケンは、本当に多くの方々から愛されてきました。
私と妻は、そのことを大変嬉しく思うと共に、
ケンケンを可愛がって下さった方々や、
ホームページを通して興味を抱いて下さった方々に、
今までのケンケンを、もっともっと知っていただきたく、
2011年1月8日から、ケンケンの写真を織り交ぜてお伝えしてまいります。


ありがとう!ケンケン  (ケンケン、雪を食べてた) - 2011.02.25 Fri

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この写真は: 2008年12月に撮影しました。
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2008年の12月、カナダは記録的な大雪に見舞われました。
この写真は、当時住んでいたケロウナの自宅のテラスです。

外は一面、雪景色になっていました。
断続的に良く雪が降り続いたのでした。

このころ、ケンケンは不思議な行動をしていました。
やたらと、暑がって外に出たがるのです。
それは、散歩ではなくて、雪を食べるんです。

その当時、私たちはその理由がわかりませんでした。

ベランダに出たがるケンケンは、

「くぅーん、くぅーん・・・」

と、小さな声をあげながら、テラスに出るガラスドアから外を見つめていました。
そして、顔だけ180度回転させて、せがむように私たちを見つめるのでした。

「もう・・・ 仕方ないなあ」

そう言って、ドアを開けると、ケンケンはテラスに飛び出ます。
そして、テラスに積もった雪を食べ始めるのでした。

・・・・・・・・・・・


癌に侵された犬は、体内のミネラルが不足するため、
野生の本能でミネラル分を補おうとするそうです。

これは、ケンケンが死んだ後に、獣医さんから教えていただいたのですが、
犬が土を食べるという行為は、土の中のミネラルを欲するためなのだそうです。

ところが、冬の時期は雪に覆われていますし、土も凍っていますから、
土を舐めることも食べることもできません。

たぶん、ケンケンは体内に不足したミネラルを補うために、
雪を食べていたのだろうと思います。

このころからでしょうか、冬になると雪を食べ、
それ以外の季節は、土を食べたり、草を食べたりしていました。

そして、ときおり嘔吐をするようになってきました。

ケンケンが死んでしまった、2年ちょっと前の出来事です。
そう思うと、このころから、癌の進行が確実にケンケンの体を蝕んでいたのでしょう。


やたらとテラスに出たがって、そして雪を食べていたケンケン。
そのときは、まったく分からなかった理由が、
今になって、分かっただけでも、当時の謎が解けたという気持ちです。

テラスに出て、ひとしきり雪を食べたあとは、なんだか辛そうに、
寂しそうに家の中に戻ってきました。
ケンケンは、きっともう自分の命が長くないことを分かっていたのかもしれません。



ケンケンは、本当に多くの方々から愛されてきました。
私と妻は、そのことを大変嬉しく思うと共に、
ケンケンを可愛がって下さった方々や、
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2011年1月8日から、ケンケンの写真を織り交ぜてお伝えしてまいります。


ありがとう!ケンケン  (ケンケンが秋色の中) - 2011.02.24 Thu

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この写真は: 2006年10月23日に撮影しました。
ケロウナ市内にあるミッションクリークパークという公園です。
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ケロウナに住んでいた10年間、毎日の散歩は、家の前の湖畔公園でした。
この公園もとてもキレイな場所なのですが、毎日の散歩コースなので、
ケンケンは飽きてくると、あまり歩かなくなりました。

そんなときはケンケンが大好きな車に乗って、少し離れた場所まで行くのです。
ケンケンが一番好きだった公園が、ミッションクリークパークという公園でした。

雪解けの水を運ぶミッション川が、オカナガン湖に繋がっています。
この川の両岸は、犬を自由に連れて歩ける遊歩道公園になっています。

カナダの紅葉は世界的に有名ですが、それは大陸の東側です。
ケベック州ローレンシャン地方は、樹々が紅く染まるのですが、
私たちが住む大陸の西側は、紅く染まりません。

自生樹は、黄色になります。

紅葉ではなく、黄葉なのです。

これがまた見事で、一面黄金色に染まる風景は文字通り圧巻です。


10月なると、私たちはケンケンを連れて、よくこの公園に行きました。
真っ青な空に、黄金色の樹々・・・

カナダの秋の大自然を味わえます。

ケンケンは嬉しくて嬉しくて、とにかく良く歩くんです。
そして、家に戻ると、満足しきったかのよう二、爆睡してしまうんです。


「ケンケン、待て!」
「ケンケン、座って!」

と言って、黄金色の中のケンケンを撮影した写真です。

「ケンケン、こっち向いて!」

って、何回叫んだことでしょうか・・・
そして、撮影した写真を見て、

「うわ! これは良い!」

って、私が自画自賛する一枚です。


ケンケンと最期にこの秋の公園を歩いたのは2008年です。
2009年の夏からはバンクーバーで生活をスタートしましたから、
ほんの2年ちょっと前までは、毎年、この公園に来ていたんですね・・・


ケンケンは、本当に多くの方々から愛されてきました。
私と妻は、そのことを大変嬉しく思うと共に、
ケンケンを可愛がって下さった方々や、
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2011年1月8日から、ケンケンの写真を織り交ぜてお伝えしてまいります。


ありがとう!ケンケン  (ケンケンがデブデブだった頃) - 2011.02.23 Wed

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この写真は: 2009年3月に撮影したものです。
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この写真!

あら~~
ケンケン、狸みたいに太っていたときです。

「ケンケン! 狸みたいだよ~」

って、しょっちゅう言っていました。

2008年夏から2009年春までの期間は、
ケンケンはすっかり運動不足だったんです。

当時住んでいた家を出ると、目の前にオカナガン湖畔公園が広がっていて、
そこが毎日の散歩コースでした。
ところが、そのコースが慣れすぎていたのか、すっかり飽きてしまったのか、
写真のように、すぐに座り込んでしまうのです。

歩く時間よりも、座り込んでいる時間の方が長くて長くて・・・

そのせいで、すっかり太ってしまったんです・・・

何度見ても、この写真、みっともないですよねぇ。

ダイエットできないまま、ケンケンは私たちと一緒に、
2009年7月、バンクーバーに引っ越しました。

バンクーバーの家は、ダウンタウンのど真ん中のコンドミニアムです。
車の通りが多いので、散歩のときは注意が必要ですが、
それでも、300メートルほど歩くと、コールハーバー公園に行けるんです。

右手にスタンレーパーク
正面の対岸にはノースバンクーバーの町並み

そんな景色を楽しめる海岸の公園が、
ケンケンの新しい散歩コースでした。

家から公園までは、緩やかな下り坂です。
ということは、帰るときは登り坂になります。

それに、新しい環境で物珍しかったのか、
ケンケンは、とにかく良く歩くようになりました。

「ケンケン、まだ歩くの~~~」
「ケンケン、げんきだねーーー」

そんな感じでした。

夏が終わる頃、 「あれ?」 っと気が付いたことがありました。

ケンケンの体が引き締まっているんです。
特に腰周りは、くびれがしっかり見えていました。

見るからにダイエット効果が出てきました。

バンクーバーに引っ越す前は、デブデブで狸みたいだったんですが、
バンクーバーに来てからは、ぎゅっと引き締まった体になって、
体重も相当減ったせいで、体が軽くなったんでしょうね。

とにかく散歩に行くと、良く歩いていましたよ。

そんなわけで、今日はケンケンが一番デブデブだったときの写真を
ご紹介いたしました。




ケンケンは、本当に多くの方々から愛されてきました。
私と妻は、そのことを大変嬉しく思うと共に、
ケンケンを可愛がって下さった方々や、
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ありがとう!ケンケン  (ケンケンが与えてくれたチャンスその10) - 2011.02.22 Tue

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この写真は: 1997年1月に撮影した写真をスキャンしたものです。
ケンケンが我が家に来て、まだ数日くらいか? 1、2週間くらいか?
というときです。
ケンケンは、不安で一杯でした。

貰い手が見つかるまで、あちこちの家をたらい回しにされるんじゃないか?
って、すごく不安がっていました。

「大丈夫だよ! ケンケン」
「これからずっと一緒だよ」

って、いつも話しかけていました。
寝るときは、いつも決まって私のところに、ピタッと寄り添っていました。
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2月に入ると、背中を押すケンケンの力がさらに強くなっている感じがしました。

ぼやーーーっとして、見えるようで見えなかった目標が、
少しずつですが、焦点があってきたような感じでした。

2月初旬に日本から仕事で組んでいる人が、バンクーバーに来てくれました。
現状についての連絡を受けながら、さてさて、どうしたものか?
それらの対策を話し合う日々が続いていました。

ひとつ課題をクリアすると、目標がさらにはっきり見えてくるようです。
まったくゼロの地点から、新しい仕事を作るときは、
堂々巡りになったり、たくさんの課題の山にぶつかることがあります。

ほとんど体力勝負なのかもしれません。
それに、我慢強くないと、とても耐えられないこともあります。
すぐに形にならないからです。

でも、今回、準備を進めている仕事は、たしかに乗り越えなければならない
課題がたくさんあるものの、でも、乗り越えられるような気がしてなりません。

同じ目標に向かって頑張ってくれている複数のメンバーがいますから、
決して孤独感に襲われないんですね。

それに、ケンケンが背中を押してくれていることもあります。
また、あるときは、私の5mくらい前を歩きながら、時おり振り返っては、

「こっち、こっち」

と先導されているような感じもするんですね。


飼い主に愛された動物ほど、亡くなった後も飼い主の傍に魂が残っているという話を聞いたことがあります。
飼い主思いの強い犬ほど、そうだといいます。

だとすると、やっぱりケンケンは、私の背中を押してくれているんでしょう。


ありがとね、ケンケン。

頑張るよ。


ケンケンは、本当に多くの方々から愛されてきました。
私と妻は、そのことを大変嬉しく思うと共に、
ケンケンを可愛がって下さった方々や、
ホームページを通して興味を抱いて下さった方々に、
今までのケンケンを、もっともっと知っていただきたく、
2011年1月8日から、ケンケンの写真を織り交ぜてお伝えしてまいります。



ありがとう!ケンケン  (ケンケンが与えてくれたチャンスその9) - 2011.02.21 Mon

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この写真は: 1999年4月の写真です。
カナダに移住して2ヶ月くらいのときです。当時、借りていた家の庭です。
芝生の庭が適度に広がっていて、ケンケンはそりゃもう大喜びでした。
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ケンケンが私たちの目の前から姿を消した直後から、不思議なことが起こりました。
たしかに、辛くて悲しい日が、1月8日から始ったのですが、
新しく準備をはじめていた仕事の流れが急加速し始めたのです。

準備を始めた新しい仕事に関わる人たちから、
連日のようにメールが入ってきました。

11月に偶然知ったある商品がありました。
とても魅力的な商品です。

魅力的な商品だけに、すでに販売代理店が決まっていました。
とうぜん、私たちはその代理店と取引をしなければなりません。
製造元との直接取引きはできないわけです。

ところが、関係者の一人が、

「まつもとさん、製造元と直取引できそうですよ」

と伝えてくれたのです。

「まさか? それは無理だろう・・・」

私はそう思いました。
ところが、関係者の話を聞いて、状況が私たちに有利であることを知ったのです。

そこからの動きは素早かったです。
というよりも、何か背中を押されているような感じなのです。


「大丈夫。きっと上手くいくよ!」
「必ず成功するから!」


そう言ってくれたケンケンの言葉をすぐに思い出しました。

結果、ケンケンの言ったとおりになりました。
私たちは、当初、まったく想像もしていなかった製造元との直接取引きができるようになったのです。

私はずっと商売家業で生きてきましたから、仕入れ取引が何たるか?
は良く知っています。

仕入れ取引には当然のことですが条件があります。
しかし、その条件は私たちにとって、本当に理想的な内容でした。

こちらから、仕掛けたわけではありません。
全くの偶然といえば偶然ですし、ラッキーと言えばラッキーです。

要するに、普通なら考えられない最高の形で新しいビジネスの準備を進めることができるようになったのです。


その後も、次から次へとビックリするような良い展開が見えてきました。
これらは、全てケンケンが息を引き取った後から、沸き起こってきたものです。

連日のメールが関係者から送られてきます。
それらの内容に沿って、関係者と考え、意見を交わし、次のステップを決めます。
こうした仕事をしていると、一日の大半を仕事に没頭できるのです。

もちろん、ケンケンのことを忘れるなんてことはありません。

でも、確実に悲しみや辛さに費やす時間が減っているのです。

ケンケンがそうしてくれているのです。
そうでなければ、私も妻も、ひたすらに辛い時間を過ごすことになってしまいます。


ケンケンは、私たちにそういう時間を少しでも短くさせてくれているんだろうと思います。

「がんばって仕事してよー」

って、きっとケンケンがそう言っているんだろうと思うんです。


つづく


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ありがとう!ケンケン  (ケンケンが与えてくれたチャンスその8) - 2011.02.20 Sun

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この写真は: 2000年6月の写真です。
ケンケンが好きだったピンク色のタオルケットと、小型のソファは長野から
カナダに持ってきたものです。
ソファは3年前に知人にあげてしまいました。
タオルケットはケンケンの亡骸を包んで一緒に火葬されました。
この写真を撮影したとき、普通に我が家にあったモノも、ケンケンも
今はもうなくなってしまいました。
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我が家からケンケンの姿が消えてしまいました。
あんな小さい体だったのに、ケンケンがいないだけで、家の中が空虚に感じられます。

クリスマスごろから、ケンケンは元気が無くなっていきました。

そのころから、私を見るケンケンの目は、どこか寂しそうでした。

疲れているんかな?
具合が悪いのかな?

私は、そんな程度にしか感じていませんでした。

でも、今思うと、ケンケンは自分がもう長くないことを知っていたんでしょう。
まもなく、私たちと離れてしまうことの寂しさを感じていたと思います。
だから、ケンケンの目に寂しさが滲んでいたんだと思うんです。

でも、ケンケンのその目には、寂しさとは違うものがありました。

「今にきっと上手くいくよ!」
「大丈夫! 思い切ってやって!」
「必ず成功するから!」
「応援しているから!」

なんか、そういう強いメッセージが、ケンケンの目の中にあったように思うんです。
ケンケンが、息を引き取る最期の最期にも、やっぱり同じようなメッセージを
私に投げかけてくれていました。


ケンケンを失った私たちは、良い知れぬ辛さと悲しさに襲われました。

ただ、何か強い力が背中を押しているようにも感じていました。

「この感覚は何なんだろう?」

私だけじゃありません。
妻も同じように何か大きな力が背中を押しているような、
体が引っ張られていくような感覚を得ていました。


「ケンケンだ! きっとケンケンだよ!」


そう、その強い力の正体はケンケンだと思います。
他に考えられません。

ケンケンは、飼い主思いの強い賢い犬でした。
ケンケンの体は、姿を消してしまいましたけれど、
でも、ケンケンの魂は私たちと一緒にいるんです。


きっと、ケンケンは、
私たちが、いつまでも悲しみ続けることをさせまい、としてくれていたのだと思います。


つづく


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ありがとう!ケンケン  (ケンケンが与えてくれたチャンスその7) - 2011.02.19 Sat

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この写真は: 2006年10月に妻が撮影しました。
いつもの散歩の公園です。このときのこと、はっきり覚えています。
妻が私のデジカメで、ケンケンを至近距離から撮影しようとして、
「そんなの無理無理!」と私は思っていました。

・・・・・・・・・・
このとき、ケンケンを撮影した至近距離の写真は合計3枚ですが・・・
3枚共に、すごく味わいがある写真なのです。
その一枚がこの写真です。
私のお気に入りの1枚です。
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2011年1月7日 夜9時。

ケンケンの息遣いはこの日、私と妻の目の前で終わりを告げました。


いつか、この日が来るってこと、ケンケンと出逢ったときから覚悟していました。
その日が来たら、どうしようもない悲しみと辛さに襲われるだろうってことも。

だから、私たちにとってケンケンが最初で最後の家族にしようって決めていました。
もう二度と犬は飼わないって決めていました。


あの日。
ケンケンが死んでしまったあの日のこと。
今でもはっきり覚えています。

夕方から、ケンケンの目は瞳孔が開いたまま、瞬きをしなくなりました。
息遣いがどんどん荒くなっていって・・・

「ケンケン! 瞬きして! ばちぱちして!」

ケンケンのまぶたを下ろそうしても、いくらやっても、瞬きをしてくれませんでした。
あんなに可愛くて、黒くて丸い目だったのに、もう焦点があっていないんです・・・



もうダメなのか・・・



私たちが覚悟をしたとき、ケンケンはお尻から真っ黒いウンコを排泄しました。
お腹の消化器官は、もう機能していなかったことを、このとき知りました。

次の瞬間でした。
ケンケンの目がいつもの目に戻りました!

ぱちぱち! ぱちまち!って、いつものように瞬きをしてくれます!
丸くて黒い目も、いつものケンケンの目に戻りました!

「やった! 治った!」
「ケンケン!がんばれ!必ず元気になれるよ!」

ケンケンは、いつもの丸い目で、私をじーっと見つめていました。
瞬きもしていました。

あっ!

そのとき、私にはケンケンの声が聞こえました。
はっきりと聞こえました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ケンケン・・・」

ケンケンは、私がその言葉を理解したことを確認したかのように、
大きく溜息をつきました。
疲れたような溜息でした。

そして、ふたたび苦しい表情に戻り、瞳孔が開き・・・・

くうーん
くうーん
くうーん・・・・・・・・・・



ケンケンはとてもキレイ好きでした。
家の中でウンコやオシッコは絶対にしませんでした。
それは、ケンケンが私たちとずっと交わしてきた約束でした。

ケンケンは、

いつも、約束を守ってくれました。
いつも、私たちの役に立とうと頑張ってくれていました。
いつも、私たちに迷惑を掛けないって頑張ってくれていました。
いつも、私たちの味方でした。
いつも、私たちを応援してくれていました。
いつも、私たちを心配してくれていました。

そのケンケンが、最期の最期に寝床に排泄してまで、
苦しくて辛いのに、正気に戻ってまで、
私たちに伝えてくれたメッセージ・・・


------------------------------------
 今まで本当にありがとう!
 ボクが逝っても悲しまないでね。
 きっとまた会えるから!
 必ず会えるから!
 でもね、それはカナダじゃないよ。日本だよ。
 だから、悲しまないでね。
------------------------------------



ケンケンは、本当に多くの方々から愛されてきました。
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作者紹介

 滝澤 修

Author: 滝澤 修
長野県千曲市出身
1999年にカナダに移住
バンクーバーとケロウナに両在住

初めてケロウナを訪れたのは
1991年6月のことでした。
そのとき、ケロウナのゴルフ環境
に魅了された私は、1999年から
ケロウナに移住し、ケロウナでゴル
フにどっぷり浸かる生活をスタート
しました。
カナダで一番恵まれたゴルフ天国の
町がケロウナです。ケロウナのゴル
フ環境を知り尽くしている私が、
日本から来られるゴルファーの方々
を直接ご案内しております。


滝澤の簡単自己紹介
長野で生まれ育ち、家業の廃業が人生の転機になった。1999年カナダBC州ケロウナに移住する。
起業してカナダ産ワインの輸出ビジネスを開始し日本にカナダのワインを広げる活動を行う。
2009年からケロウナとバンクーバーの二拠点生活をスタートする。夏はケロウナ、冬はバンクーバーが基本となる。
ゴルフを通して健康作り、コミュニケーション能力を養うプランを日本人向けにプランしてケロウナで実施する。
もっと多くの人に出逢い、刺激しあい、信頼しあえる関係を育める人生になるよう今もなお模索しながら実践中です。
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